2020/08/19

パソコンからSMSを送信する方法は?一斉送信の活用

さまざまなメッセージをやり取りするツールが出てきているにもかかわらず、スマホの標準アプリに搭載されていることから多彩な用途に使えるのがSMS(ショートメッセージサービス)です。シンプルなプライベートでのやり取りだけではなく、実はビジネスにおいても使い方次第で便利に利用することができます。そこでこの記事では、SMSの基本的な特徴や使い方とともに、パソコンからSMSを送信する方法や一斉送信の活用について詳しく紹介します。

SMS(ショートメッセージサービス)にはどのような特徴がある?

SMSはShort Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、ショートメールとも呼ばれる場合もあります。携帯電話の電話番号を宛先として、文字によるメッセージを送ることができるサービスです。国内の携帯電話では1997年にサービスが開始しましたが、従来は携帯キャリアによって名称(ショートメール、Cメールなど)が異なっていたうえ、同じ携帯キャリア同士でしかメッセージの送受信ができませんでした。現在ではSMSに対応していれば携帯キャリアを超えて送受信することができ、スマホ上ではチャット形式で表示されるようになっています。

SMSは標準搭載で受信はポップアップ画面に表示

SMSは、携帯電話に標準アプリとして搭載されているところが大きな特徴です。メッセージを送受信するにあたって特別なアプリなどをインストールしてもらう必要や、アカウント登録の必要はありません。また、SMSが届くとポップアップ画面に表示されるため、たとえ届いた瞬間に気がつかなくても、次にスマートフォンを見たときには通知が目に入ります。SMSは視認性が高いこともあり、開封される確率も高く、顧客に通知したい内容を届けやすいシンプルなメッセージサービスです。

携帯電話番号は変更されることが少なく、本人認証に活用

メールアドレスの場合はパスワード忘れや迷惑メールがかさんで変更したり、複数所持することがあります。そのため、メールアドレスを変更しWebサービスの登録情報はそのままにしておくケースもよくあり、メッセージが届かない原因の一つとなっています。また、迷惑メール対策を施しているケースでは届いたメールが迷惑フォルダに振り分けられ、送付してもそもそもユーザーの目に触れない可能性もあります。

宛先が携帯電話番号のSMSでは、インターネットを経由してメッセージのやり取りを行うのではなく、携帯電話の回線が使われます。そのため、メールアドレス等がわからない場合でも、電話番号さえ把握していれば確実に相手にメッセージを送ることができます。携帯電話の番号はよほどの理由でもない限り、ほとんど変更されることがありません。ナンバーポータビリティ(MNP)の制度が整っていることもあり、携帯キャリアを変更してもそのまま番号を引き継いで使うことが多くなっているため、送信エラーを少なくすることができます。

また、携帯電話番号は所有者と紐づいているため、なりすましを防ぎユーザーを特定することが可能です。そのため、さまざまなサービスやアプリをダウンロードする際の本人認証としてSMS認証が多く使われるようになっています。

パソコンからSMSを送る際に気をつけるべき注意点

SMSは携帯電話番号を宛先にして送受信することから、SMS送信サービスと契約すれば、パソコンから一斉・大量にSMSを送ることが出来ます。
ただし、SMSはシンプルなメッセージサービスなことから送る際にはいくつか注意点があります。ここでは、SMSを送信する際に気をつけておくべきポイントについて詳しく説明します。
(関連記事:SMS(ショートメッセージサービス)の送り方と4つの注意点

本文内には必ず送信者名を記載する

SMSは携帯電話番号で送受信することから、送信元としては基本的に電話番号が表示されます。家族や友人など、ユーザー側の携帯電話のアドレス帳に登録されている番号はメッセージが届くと登録された名称で表示されるため、誰からのものか一目でわかります。しかし、登録されていない場合は番号しか表示されません。

番号の表示だけしかされなければ受け取ったユーザーはすぐに送付元を把握することができず、迷惑メールとの区別がつかない可能性もあります。せっかくポップアップ画面に通知が表示されても、送信元がはっきりしないメッセージは開封率が下がることも考えられます。そこで大切なのは送信者名が本文に記載されていることです。企業が利用する際は、社名などを本文に明記することで心当たりのないメッセージとして開封されなかったり、削除されたりすることを防ぐことができます。

また、不明な番号をインターネットで検索する場合もあるため、SMSの送信元番号をWebサイト上への明記し顧客に案内することを推奨します。

メッセージはできるだけ70文字以内に

SMSはそもそも短文をやり取りするサービスのため、従来は1回に送信できる標準文字数は全角70文字以内が一般的でした。2019年には大手携帯キャリアを中心に最大で全角670文字まで送信できるようにサービスが拡大されています。ただし、670文字のメッセージをやり取りするためには、受信側も670文字のSMSを受信できる機種であることが前提です。そのため、初めての相手に送信するメッセージは全角70文字以内におさめておいたほうが無難です。

弊社が提供するSMS送信サービス「空電プッシュ」では700文字まで送付可能な長文分割機能がございます。法人向けのSMSご活用に頂けます。
(関連記事:特許取得!長文メッセージ送信機能をアップデート~長文SMS送信時の問題を解消!~

個人がパソコンを使ってSMSを送付する方法と手順

個人がパソコンを使ってSMSのメッセージを送付するときは、スマートフォンとパソコンを連携する必要があります。iPhoneとAndroidで方法が異なりますので、実際にパソコンを使ってSMSを送信する方法を紹介していきます。

【重要】SMSが送信できるスマートフォンとパソコンの連携が必要

SMSは携帯電話の回線を使ってメッセージをやり取りする方法であるため、ガラケーやスマートフォンからは直接メッセージを送信することができます。しかし、パソコンは携帯電話回線と直接つながっているわけではないため、そのままではメッセージの送信はできません。パソコンを使ってSMSを送付するためには、SMSが送信できるスマートフォンとパソコンを連携させることが必要です。

iPhone経由で、パソコンからSMSの送受信をするには、Macのメッセージ

iPhoneを介してパソコンからSMSを送信する場合は、Macのメッセージ送信機能を使います。

  1. Macのメッセージで、使用するiPhoneと同一のAppleIDでサインインする
  2. iPhoneの設定で、メッセージ>SMS/MMSから転送使用するMacをオンにする
    ※ 確認コードがMac側に表示されますので、iPhoneに入力

このようにMacとiPhoneを連携することで、MacのメッセージからiPhoneを経由してSMS/MMSを送信することが出来ます。
(参考記事:iPhone から iPad、iPod touch、Mac に SMS/MMS テキストメッセージを転送する方法

現段階で、Windowsのパソコンから、iPhone経由でSMSの送受信方法は確認出来ませんでした。

Android経由で、パソコンからSMSを送受信するには、Chromeブラウザ

Android端末にはもともとSMSが使えるアプリがプリインストールされていますが、それとは別にGoogleのメッセージアプリを利用してSMSを送付することが可能です。Googleが提供しているAndroidメッセージにはPC版もあり、パソコンを使ってメッセージの作成や送受信を行うことができます。PC版とはいえ、モバイルアプリを使用する場合と同様にAndroid端末の電話回線が使用されるため、パソコンでAndroidアプリを使用する際はスマートフォンとパソコンを連携させておくことが必要です。

パソコンからPC版メッセージにアクセスすると、固有のQRコードが割り当てられます。スマートフォン側でメッセージアプリを開き、その他アイコン(3点リーダー)をタップして表示される「ウェブ版Androidメッセージ」をさらにタップします。「PC版を開く」から「QRコードをスキャン」をタップしてパソコンに表示されているQRコードを読み込むと、パソコンにPC版Androidメッセージが表示されてペアリングの設定は完了です。なお、PC版Androidメッセージを利用できるブラウザはChromeまたはMozilla Firefox、Safari、Microsoft Edgeのみで、Internet Explorerは利用できません。
(参考記事:パソコンでメッセージを確認する - Messages ヘルプ

法人向け!パソコンを使ってSMSを一斉送信

個人が所有するスマートフォンなどの場合、SMSは個別の送信しかできませんし、1日に200通しか送信できません。MacからiMessageで複数の受信者を設定し、メッセージを複数に送信することは可能ですが、大量の顧客に向けてメッセージを送りたい法人には向いていないといえるでしょう。法人がSMSを使ってメッセージの配信を行う場合は、適したSMS送信サービスを利用することが必要です。ただし、広告宣伝の目的でSMSを利用する際には注意点もあります。そこで、ここからは法人がショートメッセージを一斉送信する際のポイントについて詳しく解説します。

国内携帯キャリアと連携しているサービスを選ぶことがポイント

まず、一度に多くのユーザーに向けてメッセージを発信したい場合は、パソコンを使ってSMSを一斉送信できる専用の送信サービスを利用することがポイントです。SMSの一斉送信を専門にしているサービスでは、簡単にメッセージを送信できるため、電話や郵送で顧客へ連絡を取っていた場合は大幅な効率化が見込めます。

ただし、一斉送信で大量にメッセージを送信することになれば、送信先の受信状況を個別に把握することは難しくなります。たとえばURL付きのメッセージを送った場合、国際回線を利用してSMSを送付すると、迷惑メールとして中継事業者や携帯キャリアに判断されてメッセージが届かない可能性もあります。悪質な架空請求などのメッセージを受け取らないための対策として、国際回線を使って送付されるメールに対してブロックをかけていることも珍しくありません。確実にSMSを届けるためには、国内携帯キャリアと連携しているSMS送信サービスを利用することがポイントです。

広告宣伝のSMS一斉送信には同意を得る必要がある

パソコンで広告宣伝のSMSを一斉送信するときは、特定電子メール法(特電法)に注意する必要もあります。特定電子メール法は正式名称を「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」といい、2002年から施行されている迷惑メールの送信を規制する法律です。施行後2007年には架空アドレス宛てにメールを送信することが禁止されたほか、広告宣伝メールの配信に関しても範囲が拡大されています。2008年にはさらに法律が改正され、「オプトイン規制」も導入されました。

オプトイン規制とは、あらかじめ同意を得た人に対してだけメールの送信ができるというもので、SMSの配信にも適用されます。この規制に違反するメールを送付した場合は罰則があるため、SMSの一斉配信を行う場合は必ず送信の同意を取ることが必要です。また、送信者側にはメール本文に送信者の名称、および受信拒否の通知を受けるためのURLや連絡先を入れるなどいくつか表示義務があります。SMSを一斉送信できる方法でメッセージを送るときは、特定電子メール法に抵触しない形でメールを送るよう注意しなければなりません。
(関連記事:SMS導入担当者が必ず理解しておきたい3つの法律

事前通知や緊急連絡から督促まで!ビジネスでSMSを生かせる場は多い

SMSでの一斉送信はビジネスのさまざまな場面で活用することができます。特に、事前通知や緊急連絡などの際には有効です。予約管理の面では予約の日が近づいてきたら確認メールを配信し、忘れないように来店を促すこともできるでしょう。無断キャンセルを防ぐことにも役立ちます。さらに、顧客に在宅していてほしい商品の配送予定や修理などの訪問日程なども事前にSMSを使って通知することが可能です。

社員向けをはじめ、緊急連絡が必要になった場合もSMSでの送信が効果を発揮することがあります。一般的なメッセージアプリやツールなどの場合、受信者側がすべて同じものを使用していないと一斉送信して全員に通知することができません。メールアドレスの場合も、アドレスが変更されていればメッセージが届かないこともあります。しかし、SMSの場合は携帯電話番号が宛先だということもあり、携帯電話さえ所有していればすみやかに全員に通知することが可能です。

SMSは支払いが滞っている人に対して督促するときにも効果的に使うことができます。受信者に届く確率が高いSMSは、ほかの通知などに埋もれてしまうことが少なく、見てもらえる確率が高いからです。ほかにも、同様の理由で忘れてはいけない手続き期限などを通知する際にも効果的だといえるでしょう。

ビジネスで生かせる場が多い!SMSの一斉送信を活用しよう

メッセージをやり取りする新しいツールが次々でてくるなか、依然として使われ続けているのがSMSです。ガラケーやスマートフォンだけで送受信するだけではなく、パソコンを使って多数の相手に一斉送信できる方法も確立され、ビジネスのさまざまな場面で活用できるようになりました。ほかのメッセージに埋もれてしまうリスクも少なく、見てもらえる確率も高いSMSの一斉送信を取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。

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