メッセージアプリやSNSのダイレクトメッセージでのコミュニケーションが主流になる中で、SMSが注目を集めています。SMSはアプリをダウンロードする必要がないことに加え、到達率、開封率が高い特徴があります。顧客とのコミュニケーション業務で活用できるツールとして、すでに多くの業種・業態の会社で導入されていることはご存じでしょうか。

本記事では、法人向けのSMS送信サービスを検討している方向けに、選ぶ際に重要な6つのポイントを詳しく解説していきます。

無料資料ダウンロード

「つながらない!」「伝わらない!」のお悩みに特効薬

お客様満足を劇的に上げる
業種別SMS活用術
業種別の課題とともに、お客さま満足の
劇的な向上に役立つSMS 活用術をご紹介!

まず導入の目的を考えよう

SMS送信サービスは、以下のようなさまざまな業務に活用されています。

  • 業務上の連絡
  • 督促
  • 新商品の案内
  • 予約日・工事日などの事前連絡、リマインダー
  • アンケート・顧客満足度調査の依頼
  • SMS認証(ワンタイムパスワード)

SMSは開封率が高いことから、重要な業務連絡に利用されることが多いですが、最近はお客様への提案や販促にも導入されています。まずは、どのような業務で、SMS送信を導入し、どのようなことを実現したいかを明確にすることが重要です。

以下ページでは、NTTコム オンラインのSMS送信サービス「空電プッシュ」における、利用用途や業界別の導入例をご紹介していますので、併せてご参照ください。

SMS送信サービスを選ぶ際のポイント

SMS送信サービスは複数存在し、それぞれ特徴が異なります。サービスを選ぶ際は以下6つのポイントに注目するようにしてください。

  • 着信率
  • セキュリティ対策や信頼性
  • 通信キャリアとの接続
  • 操作性
  • 必要な機能があるか
  • 配信性能

各ポイントを比較し、自社にもっとも適したサービスを選ぶようにしましょう。

着信率

着信率とは、お客様の携帯電話にどれくらいの割合でメッセージが到達するかを表した割合のことです。サービスによっては「到達率」という言葉を使うこともあります。

SMSには海外経由の接続方式である「国際網接続」と「国内直収接続」の2つがあります。着信率は、国際網接続では75%程度ですが、国内直収接続では99%近い数字を誇ります。ただ、対応キャリア数の違いやガラケー対応の有無などに違いがあることから、割合はSMS送信サービスごとに異なります。SMSはコミュニケーションツールであり、お客様の携帯電話にメッセージが届かなければ意味がありません。着信率は申し込み前に必ず確認しましょう。

セキュリティ対策や信頼性

SMSは、お客様のお名前や住所、電話番号などの個人情報を扱うため、情報漏洩は許されません。SMS送信サービスがどのようなセキュリティ対策をしているかは、選ぶ上で重要なポイントになるでしょう。

具体的には、以下のセキュリティ対策があります。

  • IPアドレス接続制限
  • 権限管理
  • 内部不正対策
  • キャリア共通番号
  • オンプレミス

また、経営状況や財務体質に問題がないかなどの事業継続性や、導入実績が充分にあるか、サポートは万全かなども信頼性の観点から気にしておきたいところです。

通信キャリアとの接続

SMS送信サービスは、基本的に「NTTドコモ」「KDDI」「ソフトバンク」「楽天モバイル」など大手通信キャリアに対応しています。しかし、中には特定の通信キャリアに対応していないサービスもあるので注意が必要です。

お客様が格安SIMを使っている場合であっても、多くは大手通信キャリアの回線をレンタルしているため、問題なく届くことがほとんどです。SMS送信サービスが大手通信キャリアに対応していれば、大きな問題はないといえるでしょう。

操作性

SMS送信サービスは、管理者が使いやすいか操作性を確かめることが重要です。SMSは携帯電話宛にメッセージを送るため、複雑な操作により宛先を間違えてしまうなどのミスを避ける必要があります。事前にデモ画面を見せてもらうなど操作性を確かめると良いでしょう。

また、問い合わせ窓口があるか、24時間電話対応をしてくれるか、などサポート体制は各社違います。管理者のITスキルや知識に不安がある場合には、サポートが充実したサービスを選ぶようにしましょう。

必要な機能があるか

SMS送信サービスに付帯する機能は多岐にわたります。機能の一例は以下の通りです。

  • 双方向SMS
  • 一斉送信
  • 予約送信
  • 承認機能
  • 携帯番号履歴判定
  • 短縮URL

どのような目的で用いるかで必要な機能は異なります。例えば、SMSにURLを記載したい場合、文字数制限のあるSMSでは短縮URL機能は必須であり、複数人に一斉に同じメッセージを送りたい場合は一斉送信機能が求められます。

また、SMS送信サービスを幅広い業務に応用できることから、当初と違った目的で利用したいケースも出てくることでしょう。そうしたときのために、あらかじめ機能が充実しているサービスを選んでおくといいかもしれません。

配信性能

SMS送信サービスの配信性能としては、主に以下の要素が挙げられます。

  • 1時間あたりの送信キャパシティ
  • 届いたメッセージの開封確認ができるか
  • 携帯番号履歴判定(契約者変更の可能性がある場合に送信を中止する機能)

送信キャパシティが大きければ多くのお客様に一斉に送信することができます。特にSMS認証利用など、即時に確実に届く必要のある利用用途の場合、注意が必要です。またメッセージ開封確認ができれば開封率を上げる施策を打つことができます。携帯番号履歴判定の機能があれば、誤送信によるクレームを減らすことができるでしょう。

配信性能はサービスによって大きく異なります。こうした性能が高いことで、より効果的にお客様へSMSを届けることができます。

自社にあったSMS送信サービスを選ぼう

SMSは着信率、開封率が他のツールよりも圧倒的に高いことから、さまざまな業務に利用されています。特別な設定やアプリのダウンロードが不要であることから、若者からお年寄りまで幅広い年代が使うことができるツールです。現在多くのSMS送信サービスが提供されており、それぞれに特徴があります。サービス選定時には、本記事で紹介したポイントをチェックするようにしてください。

NTTコム オンラインではSMS送信サービス「空電プッシュ」を提供しています。空電プッシュは1時間あたり193万通送信可能で大手通信キャリアとの直接接続に対応、豊富なセキュリティ対策で細やかなサービスを備えています。SMS送信サービスの導入を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。