SMS・+メッセージ・iMessageなど、携帯端末宛にメッセージを送信するツールはたくさんあります。ここでは、主なメッセージツールであるSMS・+メッセージ・iMessageで既読状況を確認できるかどうかを紹介します。企業と顧客とのコミュニケーションツールとして、メッセージツール導入を検討している方は、導入前にツールごとの仕様や、既読機能について本記事でしっかりと確認してみてください。
目次

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既読機能とは
既読機能は、相手がメッセージを読んでいるかの確認ができる機能です。とはいえ、普及率の高いショートメッセージサービス、通称SMSには既読機能は付いていません。SMSでメッセージを送った場合、相手が既読したか、あるいは未読のままなのか状況を把握しにくいといえます。対して、2018年5月9日からサービス開始されたドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア共通メッセージアプリである「+メッセージ」は、SMSと違って既読機能が付いています。+メッセージでは、送信先の相手がメッセージを既読した場合に、青のダブルチェックが表示されるようになっています。
この+メッセージは従来のSMSよりも多くの機能が備わっており、携帯電話番号だけでやり取り可能な上に、スタンプ・写真・動画の送付、グループメッセージ機能を使えるのが最大の特徴です。
アップル社が販売する端末同士で利用できるiMessageも、+メッセージと同様に既読機能が備わっています。iMessageでも写真や動画を送信できるほか、スタンプと似た独自のステッカーを送ることができます。+メッセージとiMessageは、どちらも既読機能を任意でオンオフできるようになっているため、未読・既読の状態が把握できるかは送信側の設定次第です。
相手がメッセージを開封した時間を通知
既読機能が付いている+メッセージとiMessageですが、相手が開封した時刻が分かるのはiMessageだけです。iMessageは、送信先の相手が開封証明の機能をオンにしていると、メッセージの開封時間が表示されるようになっています。逆に相手側が開封証明の機能をオフにしている場合は、相手がメッセージを開封しても、開封時間が表示されることはありません。

上述したように、SMSには既読機能は付いていません。そもそも、SMSはフィーチャーフォンの頃からあるサービスで、携帯電話番号さえ知っていればメッセージを送信できるというものです。SMSサービスが開始となった1997年から、スマートフォンが登場し始める2010年頃まではSNS(ソーシャルネットワークサービス)がなかったため、メッセージツールといえばSMSやメールが主流でした。メールはデータ通信の契約をしていないと送信することができないので、当時はSMSを利用する人も多かったのです。スマートフォンの普及でメッセージを送信できるアプリが増えたためSMSでメッセージを送る人は減っています。
SMSは受信時の通知表示で既読されやすい
SMSは受信すると携帯やスマートフォンの画面に通知が表示されるため受信者が気づきやすく読んでもらいやすいというメリットがあります。電話での接続率が約30%、DMのリアクション率は約5%未満、PCメールの開封率が約10%と言われているのに対して、着眼率90%以上のSMSを利用することで、メッセージを見てもらえる確率が高くなるといえます。
+メッセージの既読機能について
+メッセージは、2018年5月より運用が開始されたばかりの比較的新しいサービスです。既読機能は付いていますが、メッセージを開封した日時までは知ることができません。また、既読機能は、設定画面のプライバシーの項目からオフできるようになっているため、送信相手によっては未読か既読かを確認できないケースもあるでしょう。つまり、送信相手が既読機能をオフにしていると、送信者も受信者もお互いにメッセージの既読確認ができなくなります。
既読機能が使えるかは相手次第ですが、+メッセージにはデータ通信の定額制プランにさえ加入していれば、送信料がかからないという魅力があります。
送信できる文字数が多く、スタンプの利用も可能
+メッセージはSMSに比べて、以下のことが可能です。
- 長文のメッセージの送受信
- 画像の添付
- スタンプの送付
まず、+メッセージはSMSよりも長文のメッセージ(全角で2,730文字まで)を送受信できます。さらに、画像を添付することやチャットアプリのようなスタンプを使うことも可能です。
SMSよりも、より読み手の心に残るような演出や表現が可能です。しかし、メッセージがかなりの長文にわたると、受け取った方の負担になることもあります。+メッセージの活用にあたっては留意したい点です。
データ通信を利用して送受信を行う
+メッセージの主な特徴の1つに、データ通信を利用してのメッセージの送受信があげられます。SMSと同様に電話番号で送受信できる手軽さと、データ通信を利用するという昨今の通信事情に合った、最新のハイブリッドなメッセージサービスといえます。
スマートフォンの普及とともに、モバイルでのインターネット回線の利用がごく一般的になりました。さらに、Wi-Fiなど、自宅や街中でも、多くの人々がいつでもスマホでインターネットにアクセスできる環境があります。+メッセージは1通ごとの利用料を意識せずに、気軽に利用できるサービスです。
関連サービス:「+メッセージ/SMS」配信サービス - 「空電プッシュ for RCS」
企業とメッセージのやり取りができる公式アカウントがある
+メッセージには、キャリアからの承認が必要な企業の公式アカウントがあります。利用者は公式アカウントから企業に問い合わせしたり、商品やサービスの情報を受け取ったりできます。またこのアプリを標準搭載する端末も増えたため、+メッセージの利用者数は増加しています。
利用者が増えた大きな要因に、大手キャリア以外でもサービスが使えるようになったことがあげられます。2021年9月になり、NTTドコモ・au・ソフトバンクの大手携帯電話3社は自社のすべてのブランドとMVNOに、+メッセージに関わる通信サービスを拡大しました。それにより、+メッセージの利用者数は2500万人を突破したと公表されています。
+メッセージの既読表示の設定方法
SMSでは既読表示はさせられませんが、+メッセージでは設定によって既読表示が可能です。送信相手の既読の有無を知ることで、伝え漏れが起きていないことを確認できます。
ここで、+メッセージの既読表示の設定方法を紹介します。まず、原則として、+メッセージの設定はアプリから行います。既読表示をさせたい場合、既読機能のオン・オフの切り替えを実施します。
詳しい手順は以下の通りです。
- アプリを起動
- メニュー→マイページ
- 「設定」→「プライバシー」→「メッセージ既読機能」
- 既読機能のオン・オフを選択
+メッセージの利用において、あらかじめ既読表示の設定をしておくことが望ましいでしょう。
iMessage(iPhoneメッセージアプリ)の既読機能について

iMessageは、アップル社の製品を使っている人同士で利用できるサービスです。もし、送信相手もアップル社のiPhoneやiPadなどを使っていれば、iMessageを利用してメッセージを送ることができます。iPhoneやiPadに入っているメッセージツールを使ってアップル社の製品同士でやり取りするときは、自動的にiMessageに切り替えて送信してくれます。アップル社製品同士でメッセージ交換をするときは既読機能が使えますが、Android端末とのやり取りでは使えないので注意しましょう。
データ通信の定額制プランに入っていれば無料で使える
iMessageは+メッセージと同じで、データ通信を利用してメッセージを送信するサービスです。データ通信の定額制プランに加入していれば、送信料がかかりません。アップル社の製品を持つ人同士でやり取りをするときは、SMSよりもお得に利用できるのです。このアップル社の製品にメッセージを送るときに、自動的に切り替えてくれる機能は、設定からオンオフの切り替えができるようになっています。逆に、iMessageを使いたくない場合は、同じく設定の項目からiMessageの機能をオフにすると、SMSだけ利用することも可能です。
送受信時間は左スワイプで確認可能
iMessageではメッセージ送るときの妨げにならないように、通常の状態だと送受信時刻が表示されないようになっています。もしも、送受信時間を確認する場合は、iMessageのアプリを開いた状態で画面を左にスワイプすれば、送受信時間を表示できます。メッセージを送ってから暫く経つと、メッセージの塊ごとの送受信時間が表示されるようになっています。
iMessageの既読表示の設定方法
iMessageの既読表示の設定方法を紹介します。iMessageはAppleのOS専用のサービスのため、端末から直接操作が行えます。詳しい手順は以下の通りです。
- 端末の「設定」アプリを起動
- 「メッセージ」→「iMessage」をオン
- 「開封証明を送信」をオン
iMessageは送信側から受信者の既読通知を設定するのではなく、メッセージ受信側で既読通知を設定しなければならない点に注意が必要です。
【法人向け】SMSのメッセージ到達率は90%以上
ここまで、SMS・+メッセージ・iMessageについて紹介してきましたが、企業が顧客とのコミュニケーションに利用するツールとしておすすめなのはSMSです。なんといっても、SMSはどのような携帯電話会社を利用していても、電話番号さえ知っていればメッセージを送ることができます。特にアプリなどをインストールする必要がなく、携帯電話に標準搭載されたアプリを使えるため、圧倒的に利用シェアが高いというメリットがあります。
利用者数の増えている+メッセージは、大手携帯電話会社3社(ドコモ、au、ソフトバンク)に加えMVNO、通称「格安SIM」で使えます。しかし、専用アプリのインストールが別途必要になってくる場合もあるので、標準で利用できるSMSに比べると利用開始におけるハードルがあります。
電子メールは約10%の開封率
NTTコム オンラインが独自に調査を行ったところ、SMSの開封率は90%以上だったのに対して、電子メールの開封率はわずか10%という結果となりました。元々、電子メールは手軽にメッセージを送信できる反面、迷惑メールを受信しやすいというデメリットを持っています。フィルタリングの設定に手間がかかることもあって、広告や悪質なメッセージが届きやすい電子メールは、多くのメールに紛れて見逃されてしまう可能性も十分考えられます。
携帯電話番号を変える人は少ない
年々、携帯電話番号を変える人は少なくなっています。主な要因として、ナンバーポータビリティ(MNP)制度があげられます。契約している携帯キャリアを変更しても、電話番号をそのままで、次のキャリアでも使い続けたいと希望する人がほとんどです。
電話番号変更にともなって、各所に電話番号の変更を連絡したり、登録している電話番号の変更手続きの煩雑さを考えると、納得がいきます。
そのほかに、携帯電話番号を変える人が減少している理由としては、キッズケータイ・スマホ所有の低年齢化が原因として考えられます。共働き世帯が多くなっているため、子どもが小学生のうちから、キッズケータイやスマホを持たせるという家庭が増えているのです。長期にわたって使っているほど、携帯電話番号が変えにくくなります。そのため、特別な事情がない限りは、同じ番号を使い続けている人が多いといえます。SMSは携帯電話番号を利用してメッセージを届けているので、携帯電話番号が変わらない限りは高確率で到達するでしょう。
重要なメッセージが埋もれにくい
SMSは携帯キャリア側で送信数が制限されていることもあり、電子メールのように頻繁にメッセージが届くものではありません。そのため、重要なメッセージを送ったときに、他のメッセージに埋もれにくいといえます。さらに、SMSは画面に通知が表示されるので、企業が顧客向けに重要な情報を送信する場合、高い確率で顧客の目に留まることを期待できます。せっかく労力やコストをかけてメッセージを送るなら、開封率と既読率が高いSMSを使うのがおすすめです。
文字数制限があるので注意
SMSには文字数制限があります。NTTコム オンラインのSMS送信サービス「空電プッシュ」では、個別・一斉にSMSを送信することができるサービスです。顧客の携帯キャリアが分からなくても、システムで携帯キャリアを判断し、メッセージ本文を送信してくれるので安心です。
「空電プッシュ」なら開封状況も把握できる

NTTコム オンラインのSMS送信サービス「空電プッシュ」なら、短縮URL機能を利用して疑似的に送信したメッセージの開封状況を確認することができます。さらに、一斉送信や個別送信といったように、送信方法を選べるので、利用シーンに合わせて顧客にメッセージを送ることができます。また、あらかじめ任意の日時を指定しておけば、SMSのスケジュール送信もできるようになっています。
開封率・既読率を上げたいならSMSの送信サービスがおすすめ
顧客とのコミュニケーションに課題があるとお悩みの企業は、SMS送信サービスの利用を検討してみませんか。到達率・開封率が高く、顧客に重要な通知を送るのに最適です。SMS送信サービスに興味のある企業は、ぜひNTTコム オンライン「空電プッシュ」までお問い合わせください。