SalesforceのAppExchangeを使うと、SalesforceのDBと連携したSMSの送信が可能です。SMSはメールや電話にはないメリットがあるため、顧客への連絡手段としてSMSを活用している企業も多くあります。Salesforceを導入済みなら、SMSの活用も検討してみてはいかがでしょうか。
この記事では、SalesforceにおけるSMSの活用例やSMSを活用するメリットを紹介します。SMS送信を便利にするSalesforce用アプリも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
- SalesforceにおいてSMSは顧客への重要な連絡やリマインド、プロモーション情報の配信やお礼メッセージなど、さまざまな用途に活用されている
- SMSには「携帯電話番号で送信できる」「開封率・到達率が高い」「ガラケーでも利用できる」といったメリットがある
- SalesforceでSMSを送信する際は、事前に設定が必要
目次
- Salesforce(セールスフォース)とは
- SalesforceにおけるSMSの活用例
- SalesforceでSMSを活用するメリット
- SalesforceのSMS送信を活用する上での注意点
- SalesforceでのSMS送信にはKaraden for Salesforceがおすすめ
- SMS送信で確実にメッセージを届けよう

Salesforce(セールスフォース)とは
Salesforceは、営業活動やマーケティング、顧客管理などを効率化するためのさまざまな機能を提供するクラウドサービスです。世界中で広く活用されているサービスで、日本でも多くの企業がSalesforceを導入しています。
Salesforceは数多くの製品・機能から構成されていて、自社に必要なものを組み合わせて導入できるのが特徴です。Salesforceの機能は多種多様で、その中にはSMSを使った顧客へのアプローチも含まれます。
SalesforceではただSMSを配信するだけでなく、URLをクリックしたユーザーの計測などマーケティングに役立つデータの取得も可能です。
SalesforceにおけるSMSの活用例

SalesforceにおけるSMSの活用例には、以下のようなものがあります。
- 顧客へ重要な情報を届ける
- リマインドとして活用する
- プロモーション情報を届ける
- お礼メッセージを送る
それぞれの活用例について、以下で具体的に見ていきましょう。
顧客へ重要な情報を届ける
請求に関する確認など、重要な情報や緊急の連絡は、相手に確実に届ける必要があります。このような連絡にはSMSが適しています。SMSは短文のやりとりに向いているツールで、重要な情報を簡潔に伝えられます。文字数が限られるため、詳細な情報はURLを記載してWebサイトで確認してもらう方法が一般的です。
関連記事:緊急連絡にはSMSがおすすめ!メリットや他の方法との違い
リマインドとして活用する
SMSはリマインドにも効果的です。不動産なら内見予定日、飲食店なら予約日など、業界によってリマインドが必要になるシーンは多くあります。約束した日に顧客と連絡がとれないと業務が滞ったり損失が出たりするため、リマインドは重要です。
SMSならメールよりも目に留まりやすく、相手に気づいてもらいやすいのがメリットです。1件ずつ電話をかける手間もなく、効率的にリマインドができます。
関連記事:【例文付き】リマインドメールとは?活用例と書くときのポイント
プロモーション情報を届ける
相手の目に留まりやすいSMSは、プロモーション情報を届けたいときにも役立ちます。スマートフォンや携帯電話からはSMSを一通ずつしか送れませんが、SalesforceとSMS送信機能を連携すれば大勢の顧客にSMSを一斉送信することができます。
特にアピールしたい情報を本文に記載し、詳細はURLからWebサイトに誘導するようにすれば、SMSでもメールのようにプロモーション情報を届けられます。Salesforceでは誰がURLをクリックしたかなどを確認できるので、SMSを使ったマーケティングの効果測定も可能です。
関連記事:SMSは販促ツールとしておすすめ!注目される理由と活用事例を紹介
お礼メッセージを送る
Salesforceの機能を活用すると、作成した宛先グループごとにSMSを一斉送信することが可能です。この機能を使えば、モニターや展示会の参加者など特定の顧客へのお礼メッセージにもSMSを利用できます。
マーケティングにおいて顧客と接点を持ち続けることは重要なため、お礼メッセージは欠かせない連絡のひとつです。特定の顧客グループに対して効率的にSMSを一斉送信できるのも、Salesforceを活用するメリットです。
関連記事:SMS 一斉送信をどう取り入れる!?長所や短所も詳しく解説
SalesforceでSMSを活用するメリット

SMSをマーケティングに活用すると、以下のようなメリットがあります。
- 携帯電話番号で送信できる
- 開封率・到達率が高い
- ガラケーでも利用できる
上記3つのメリットについて、以下で解説します。
携帯電話番号で送信できる
SMSの大きな特徴は、携帯電話番号宛てにメッセージを送信できる点です。メールアドレスやメッセージアプリのアカウントがわからない相手でも、電話番号さえわかればメッセージを送信できます。
電話番号しかわからない相手には、電話で直接連絡をとっている企業も多いでしょう。しかし、「電話をしても出てもらえない」「相手の都合が良い時間帯と自社の営業時間が合わない」など、電話で連絡するのが難しいケースも少なくありません。
SMSを活用すれば電話番号しかわからない相手にもメッセージを送信でき、スムーズに連絡がとれるようになります。
開封率・到達率が高い
SMSは、メールと比べて開封率・到達率が高いというメリットもあります。
SMSの開封率が高いのは、メールほど受信数が多くないのが理由のひとつです。メールは毎日の受信数が多く、他のメールに埋もれてしまって開封されないケースも少なくありません。受信数が少ないSMSは他のメッセージに埋もれにくく、届いたときにポップアップ通知が出るため、相手に見てもらいやすいのです。
SMSの到達率が高いのは、電話番号は滅多に変更されないためです。メールアドレスは変更される可能性があるのに加えて、「昔のメールアドレスはもう使っておらず確認もしていない」という人もいます。
一方、電話番号はキャリアを乗り換えても引き続き同じ番号を利用できることもあり、多くの人が同じ番号を長く使い続けています。そのため、一度電話番号を取得した顧客に対しては、SMSで連絡を取り続けられる可能性が高いでしょう。
ガラケーでも利用できる
SMSは、ガラケーでも利用できます。専用のメッセージアプリが必要なサービスはスマートフォンでしかやりとりができず、ガラケーユーザーとは他の手段で連絡をとらなければなりません。一方、SMSならスマートフォンとガラケーの両方に対応しているので、幅広い顧客との連絡手段に活用できます。
また、SMS用のアプリはスマートフォンに標準搭載されているので、専用アプリのインストールが不要で顧客に手間をかけさせない点もメリットです。
SalesforceのSMS送信を活用する上での注意点

Salesforceを使ったSMS送信は便利な一方で、いくつか注意点もあります。そのひとつが、SMS送信のための事前設定が必要になる点です。例えば、SMS送信を効率化するためのアプリをAppExchangeからインストールして適用する、といった作業が発生します。
また、Salesforceの機能について理解して使いこなす必要がある点も、企業によってはデメリットでしょう。ITスキルを持った人材が不足していると、Salesforceの導入や活用が思うように進められない可能性があります。
SalesforceでのSMS送信にはKaraden for Salesforceがおすすめ
NTTコム オンラインが提供する「Karaden for Salesforce」は、Salesforce用のSMS送信専用アプリです。高セキュリティで高到達率なSMS送信サービス「空電プッシュ」を提供するNTTコム オンラインのアプリで、Karaden for Salesforceを活用することでSalesforceで管理している顧客に対して簡単にSMSを送信できるようになります。
リード・取引先責任者等・キャンペーンメンバーの宛先を選択するだけの簡単な操作で、最大5000人までSMSの送信が可能です。標準でレポート/ダッシュボードが備わっているため、配信結果の分析が簡単にできるというメリットもあります。
SalesforceでSMSを送信するなら、ぜひKaraden for Salesforceをご活用ください。
SMS送信で確実にメッセージを届けよう
SMSは携帯電話番号でメッセージのやりとりができるため、到達率や開封率が高いのがメリットです。そのため、リマインドやプロモーションなどさまざまな用途に用いられています。Salesforceを使えばSMSの効率的な配信が可能なので、すでにSalesforceを導入している企業はSMSの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
SalesforceでSMSを送信するなら、NTTコム オンラインが提供する「Karaden for Salesforce」がおすすめ。Salesforceに登録されている顧客情報宛に簡単にSMSを送信でき、配信結果の分析も可能です。ぜひご活用ください。