2018/02/21

【SMS活用編】

第15回 徹底解説!決済サービスへのSMS活用方法と知っておくべき機能

SMSは到達率の高い顧客接点として、決済代行サービスや決済サービスプロバイダでの導入が増えてきています。他社に遅れないようSMS導入を検討されている企業も多いのではないでしょうか?

  • SMSをサービスにどのように活用できるのか知りたい
  • SMSを活用することでどれくらいコスト削減できるのか知りたい
  • SMSがシステム要件を満たせるのか知りたい

このような悩みを抱えていませんか?
そこで本記事では、決済系事業へのSMSの活用方法から知っておくべきSMSの機能まで詳しく解説します。SMSの導入を検討する際にご活用下さい。

1.SMSとは

SMSとはShort Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、電話番号を指定してスマートフォンやフィーチャーフォンへ短いテキストメッセージを送信するサービスです。

  • 開封率は90%以上と高い(メールは約10%)
  • ナンバーポータビリティ制度により電話番号が変わりにくいため、顧客接点の永続性が高い

などの特徴があります。

2.決済代行サービスへの活用方法

近年、決済代行サービスへのSMS活用が進んでいます。決済代行サービスでは、消費者とのコミュニケーションコストの削減が長年の課題でした。SMSを活用することで業務効率の向上、それによるコストの削減が見込めます。

請求予定の通知

口座からの引き落とし金額や引き落とし日をSMSで通知します。開封率の高い方法で事前に通知することで、入金率を改善することができます。結果として入金されなかった場合の催促コストの削減にもつながります。

未払いへの催促通知

未払い催促にSMSを活用することで大きなコスト削減効果があります。未払い催促は、コールセンターコスト、請求書類の作成コスト、郵送コストなどコストが多くかかる領域です。
以下のようにSMSを活用することで、一律に同じコストを掛けて対応するのではなく、多くのコストを掛ける顧客を限定することができます。

〈SMSを活用した催促業務の一例〉
ステップ1:SMSで未払い催促を通知
ステップ2:SMS未開封、入金なしの顧客にのみ電話
ステップ3:振込用紙希望の顧客に対して用紙を郵送

コスト削減効果の事例

一例ではありますが、未払い催促業務におけるコスト削減の効果は年間で以下のような実績があります。

  • SMS送信数:約12万通/年
  • 反響率(折返し電話数÷SMS送信数):60~70%
  • 時間短縮効果:3,600時間
  • 経済的効果:7,000万円(回収費用及び業務削減コスト含む)

そのほかにも以下のページでは、株式会社オリエントコーポレーション様のご利用事例をご紹介しています。あわせてご覧下さい。(上記コスト削減効果の事例との相関はありません)

オリエントコーポレーション様の事例

3.決済サービスへの活用方法

テクノロジーの進化により、消費者に支持される便利なサービスを提供できる決済サービスが加盟店に支持されるようになりました。なぜなら、決済の使い勝手はカゴ落ちや支払い率に影響し、売上に直結するからです。SMSを活用することで、よりセキュアで便利な決済サービスを実現することができます。

コンビニ決済

コンビニ決済は、通販やEC、公共料金の支払いなどに多く利用されています。
以前はコンビニ決済用紙を郵送することが当たり前でした。
近年では、紙からスマホを使ったコンビニ決済へとシフトしてきています。スマホを使ったコンビニ決済を支える重要な仕組みがSMSです。SMSをコンビニ決済に活用することで、『スピーディなコンビニ決済』 を消費者に提供することができます。

〈従来のコンビニ決済の流れ〉
1. コンビニ決済で購入
2. コンビニ決済用紙が届く(届くまで数日)
3. 用紙を持ってコンビニで支払い
4. 商品発送

〈SMSを使ったコンビニ決済の流れ〉

  1. コンビニ決済で購入
    購入確定後すぐにSMSでコンビニ決済の案内が届きます。(SMSで自動配信)
    SMSのリンクからコンビニ決済用のWEBページを開きます。
  2. スマホを持ってコンビニで支払い(購入直後に支払い可能)
  3. 商品発送

このように、従来の方法では購入から商品が届くまで最短でも1週間近く掛かってしまいます。SMSを活用することで商品が届くまでの期間を大幅に短縮することができます。これは消費者にとても喜ばれるサービスです。便利さが追求される現代では、消費者に支持される決済サービスを提供できるかが重要な鍵です。

SMS認証

IDとパスワードを使った認証は広く普及しています。昨今では、ウイルスなどを使ってこれらを不正に抜き取られるケースが増えており、単純なIDとパスワードを使った認証ではセキュリティとして不十分です。そこで活躍するのがSMS認証です。

SMS認証では、期間限定の認証コードを顧客の携帯電話に送ります。この認証コードは、一般的に数分~数時間しか使えない仕組みがほとんどです。顧客は、SMSで送られてきたコードを使って認証します。

SMSは電話回線で送られるため、通信中に漏洩する心配が極めて低くなります。また、期間限定の認証コードのため、たとえ漏洩しても悪用されるリスクも低くなります。安全性が高く、利用者が認証を行う負担も少ないため多くの決済サービスで導入が進んできています。

4.決済系事業者が知っておくべきSMSの機能

次はSMSの機能についておさえましょう。
ここでは、決済系事業者が知っておくべきSMSの機能について解説します。SMS送信サービスによって仕様や機能に差があるため、弊社の空電プッシュの例でご説明します。

対応端末

SMSは、ドコモ、au、ソフトバンク、YモバイルなどSMSが利用可能な端末へ送信できます。フューチャーフォン、スマートフォンどちらにも対応しています。

文字数

送信できる文字数は、キャリアによって異なります。

  • ドコモ:660文字
  • au:140バイト
    ※半角文字:1バイト/文字、全角文字:2バイト/文字です。
  • ソフトバンク:333文字

URL短縮

SMSに記載するURLを自動で短縮表示する機能です。SMSで送れる文字数は限られているため、URL短縮はとても重要な機能です。

送信方法

電話番号の個別入力送信

管理画面から電話番号を入力して送信する方法

CSVアップロードによる一斉送信

CSVで顧客情報をアップロードし複数の電話番号へ一斉送信する方法

API連携

APIを利用して使用しているシステムやアプリケーションと接続し送信する方法です。
よく連携されるシステムは、CRMやSFA、マーケティングオートメーション、EC基幹システム、決済サービス、与信管理システムなど多岐にわたります。著名な製品と標準で連携しているSMSサービスを選ぶと良いでしょう。

IVR連携

IVRとは発信者のダイヤル操作でその後の処理を切り分ける音声ガイダンス装置です。宅配便の再配達や銀行のカスタマー窓口などで自動音声に従って番号入力を求められたことがないでしょうか?これらがIVRの代表的な例です。SMSでは、ダイヤル操作内容にしたがって自動でSMS送信内容を切りわけることができます。

双方向SMS

双方向SMSとは、顧客からのSMSを受信し、そのメッセージに対して自動でSMS送信する仕組みです。管理画面からシナリオ作成することができます。

セキュリティ

SMS送信サービスは機密情報を扱う可能性のシステムのためセキュリティもとても重要です。セキュリティ機能を搭載したSMS送信サービスを必ず選びましょう。

IDS

IDSとは、不正侵入検知システムのことです。外部からの不正アクセスや内部からの不正漏洩を検知する仕組みです。

データの暗号化保存

データを暗号化保存する機能です。暗号化することで不正漏洩した際のリスクを低減します。

レポート

SMS送信サービスにはあらかじめ定型レポートが用意されています。
レポートでは、SMSの着信状況を確認することができます。

SMS送信サービスによって機能は異なります。
自社に必要な機能やサービスの実績を見極めてサービスを選定しましょう。

5.まとめ

この記事では、決済代行サービス事業者や決済サービスプロバイダ向けにSMSの活用方法、知っておくべきSMSの機能について解説しました。
SMSを活用することでコスト削減効果やサービス向上を実現することができます。
NTTコム オンラインは、SMS配信事業者として多くの企業のご支援をさせて頂いております。是非お気軽にお問い合わせください。

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黒田 和宏

モバイルサービス部 部長。2016年9月より着任し、国内3キャリア向けSMS送信サービス「空電プッシュ」の事業戦略・新機能開発・運用等を担当。