2017/04/27

【SMS活用編】

第2回 なぜ、近年、SMS送信サービスが注目をされているのか?

近年、コミュニケーションサービスとして改めて注目をされるようになったSMSですが、その歴史は古く、PHS 事業では旧DDIセルラーが1996年より提供を開始していました。1997年には携帯キャリアとしてNTTドコモが他社に先駆けて「ショートメール」というサービス名で提供を開始しています。他にも、ツーカーからスカイメール、日本移動通信からプチメールなどのサービスを各社が提供していました。

20年も前から使われているSMSですが、なぜ近年、改めて注目されているのでしょうか。今回はSMSのこれまでの流れと、主な特徴について解説していきます。

その昔、SMSは携帯キャリア間だけでの送信であった

NTTドコモのショートメールをはじめとするSMSは携帯電話番号が分かれば、相手にメッセージを送信できる非常に便利なサービスです。しかし、昔から積極的には利用されていませんでした。

というのも、かつてのSMSは携帯キャリアを超えてのメッセージのやり取りができなかったのです。つまり、NTTドコモのユーザーが、ツーカーや日本移動通信の携帯電話番号にはSMSを送信できていませんでした。さらに言うと、同じNTTドコモの携帯電話であっても、FOMAとmovaの間でも、送信ができない期間が長らく続きました。

結果として、携帯キャリアをまたいだメッセージのやり取りは、iモードメール(***@docomo.ne.jp)や、EZweb(***@ezweb.ne.jp)などの「キャリアメール」を使うのが一般的となっていきました。

使いやすくなったSMSが今、企業に注目されている

これまで説明してきたように、国内において、携帯電話向けのメッセージのやり取りはキャリアメールが一般的でした。企業も顧客からキャリアメールのアドレスを獲得し、メルマガを配信することで、自社サービスの情報を顧客に伝達していました。

しかし、2011年よりSMSの携帯キャリアの相互接続が開始され、各キャリアへのメッセージ送信が可能となったことで、改めてSMSが注目されています。

■ SMS注目の理由1 キャリア間の相互接続が開始

SMSが改めて注目されている大きな理由な一つが、先述した「相互接続の開始」です。これにより携帯電話番号が分かる相手であれば、携帯キャリアを意識せずにSMSが送れるようになりました。

■ SMS注目の理由2 スマートフォンの普及

平成27年版情報通信白書によれば、スマートフォンの保有状況は、日本全体で64.7%となっています。さらに20代、30代のような若い世代は90%以上の人がスマートフォンを保有しています。年齢が上がるごとに普及率は下がりますが、40代で83.9%、50代で75.1%という結果になっています。スマートフォンの普及拡大に伴い、ユーザーが携帯電話を見る回数(画面接触率)が一層増大しています。

■ SMS注目の理由3 アプリのインストールが不要

SMSを利用するにあたり、ユーザーはアプリを新たにインストールする必要はありません。購入したスマートフォンにはデフォルトでインストールされている機能なため、手軽に利用することが可能です。また、ユーザーインターフェースもチャット形式に変更され、より見やすくなりました。
アプリのインストールが不要なため、従来のフィーチャーフォンでも利用可能です。

■ SMS注目の理由4 SMS送信サービスの登場

企業が注目している背景の一つには一斉配信できるSMS送信サービスの登場も挙げられます。SMSの初期時には1端末あたりの送信数が制限されていたり、一斉送信ができなかったりと、企業が利用しにくい状況でした。しかし、一斉配信できるSMS送信サービスが登場したことで、企業が活用するための土壌が整ったといえます。

SMS送信サービスの3つの基本利用方法

SMS送信サービスには「一斉・個別送信利用」、「SMS認証利用」、「IVR連携利用」の大きく3つの利用方法があります。

■ 一斉・個別送信利用

企業が伝えたいメッセージを顧客に一斉に送信できることはもちろん、企業が選別した顧客に対して個別に送信できる機能です。例えば、顧客の満足度を調べるため、アンケートの案内を一斉に送信したり、採用面接の日程をリマインドするために個別に送信したりすることができます。

注意点としてはSMSを送信するためには顧客から同意を得る必要があります。無作為に携帯電話番号を取得して、メッセージを送ることは禁止されていますので、注意が必要です。

■ SMS認証利用

アプリやWebサービスのインストール、登録やログインにあたり、よく利用される方法です。アクセスがロボットでないことを証明するためや、利用者本人によるログイン操作であることを認証するために、一時的に発行されるパスワードをSMS宛に送信できます。プライバシー情報にアクセスするアプリを提供している企業や金融機関などが中心に活用されています。

■ IVR連携利用

SMS送信サービスは音声ガイダンスと連携させることができます。例えば電話では伝わりにくい情報があったとしても、SMSにURL情報を送信し、詳細な情報を伝えることもできます。

これからはSMS利用が当たり前に

今回はSMSの歴史と変化を解説した上で、SMSが改めて注目されている背景について触れてきました。顧客にとっても使い勝手が良くなっていることはもちろんですが、SMS一斉送信サービスなどが登場したことで、企業も利用しやすい環境になりました。

今後、SMS送信サービスは顧客とのコミュニケーション方法の一つとして当たり前に使われるようになります。私たちNTTコムオンラインのSMS送信サービス「空電プッシュ」は現在、多くのお客様にご利用頂いております。SMSは業界や業種を問わず活用できる場面が多いサービスですので、まだ利用したことがないという企業の方は一度検討してみてはいかがでしょうか。

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黒田 和宏

モバイルサービス部 部長。2016年9月より着任し、国内3キャリア向けSMS送信サービス「空電プッシュ」の事業戦略・新機能開発・運用等を担当。