人材サービスにおいて求職者や応募者との円滑なコミュニケーションは、クライアント企業に適切な人材を派遣・紹介する上で重要です。
本記事では、人材サービス提供企業と登録者とのコミュニケーションにおいて、SMSやwebアンケートを有効活用し、課題を解決する手法をご紹介します。
目次
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人材派遣・人材紹介サービスの課題(1):登録者の日々の求職状況確認が必要だが、電話等では非効率
人材派遣や人材紹介サービスにおいて、一度派遣登録いただいた方たちが、現在求職中なのか、どのような仕事を探されているのか、など状況をアップデートいただくことは不可欠です。
数十万人の登録されている方に対して、日々一人一人に電話をかけて確認を行うケースもあるそうですが、実際に電話で状況確認できるのは全体の10%程度です。知らない電話番号からの電話は出ていただけなかったり、一定期間経っていると、登録した意識が薄まっているためなかなか連絡がつかないこともあるそうです。
郵送物でも反応は薄く、メールも他のメールに埋もれて見ていただけないことも多い状況です。
SMS×アンケートにより迅速かつタイムリーな情報収集が可能に
弊社のお客様に好評いただいているのが、SMSでアンケートを送り登録者の求職状況を確認する方法です。着眼率90%以上と言われるSMSにより、電話以上の高いレスポンスがあったと高い評価をいただいております。
電話が全くつながらなかった登録者に対して、SMSを送ることで、休眠登録者の掘り起しにつながりました。
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SMS×Webアンケートは、SMSを使ってアンケート収集するサービスです。
- 企業担当者が作成画面よりアンケートを作成し(STEP1)
- アンケートのURLをSMSで送信(STEP2)
- お客様をアンケートサイトに誘導し回答いただきます(STEP3)
- アンケート結果はリアルタイムで確認することができます。(STEP4)
お客様によっては、45%を超えるアンケート回収を達成した事例もあるなど、SMSとアンケートの組み合わせは、回答率アップを見込むことができます。
双方向SMSによるさらに簡易かつタイムリーな掘り起し
最近では、アンケートフォームに誘導することなく、SMSのみで完結する手法も出てきました。それが、双方向SMSです。
双方向SMSとは、従来のSMSによる片方向の通知だけでなく、通知に対するお客様(SMSアプリ側)からの返信を受け取る事ができる機能です。
これによって、一連の顧客対応業務がSMSだけで完結する事ができるようになり、迅速な顧客対応業務が可能になります。
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ご回答いただく項目が多い場合にはSMS×アンケート、項目が少ない(2問程度)場合には双方向SMSによる確認など、状況によって使い分けることが重要です。
人材派遣・人材サービス業の課題(2):面談来社日忘れや、当日のキャンセルによる来社面談率の低下
人材派遣や人材紹介サービスの登録者は、希望する職種、スキルなどを確認するため、派遣会社・紹介会社との面談が実施され、その後に求人企業との採用面談が行われます。
しかし、面談来社日を忘れてしまったり、当日連絡がつかないなどのトラブルが発生してしまうことで、来社面談率が下がってしまうこともあります。
SMSによるリマインドで、来社面談率を維持
こうしたトラブルを避けるために、SMSを活用して、来社日を直前にリマインドする、日程調整の必要がないかを事前に確認することができます。
着眼率の高いSMSを活用することで、当日キャンセルやリスケジュールの発生を抑えることができます。
求職者、応募者の状況確認をされたい人材派遣業者のご担当者様、登録者とのコミュニケーションに、SMS×アンケートや双方向SMSの導入を検討してみませんか。