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「SMSは70文字」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?確かに個人が所有する携帯電話番号から他の携帯電話番号へSMSを送信する際は、携帯キャリアによって異なりますが、概ね70文字という制限があります。またSMS送信サービスを使って法人から個人の携帯電話番号に対して送信する際も文字数制限がありました。しかし、現在では最大660文字または670文字まで拡大されているのです。
これは携帯電話の中でスマートフォンが占める割合が大きくなっていることが背景にあります。総務省が公表している「令和3年 情報通信白書」によりますと、2010年から2020年の10年間で携帯電話全体の普及率は、93.2%から96.8%とほぼ変わっていないのに対して、スマートフォンは同期間で9.7%から86.8%と大きく伸ばしています。
いわゆるガラケーでは機種によりますが、長文SMSを受信しても分割して表示されてしまいますが、スマートフォンであれば、1つのメッセージとして表示されるため、スマートフォンの普及と共に、長文SMSも簡単に、そして便利にご利用頂ける時代となりました。
長文SMSを送ることのメリットは2つ挙げられます。
1つ目は「70文字以内とあきらめていたメッセージを的確に伝えることができる」です。
2つ目は「70文字以内に抑えるためURLを記載し、別ページに飛ばしていた運用を、SMS本文だけでメッセージを伝えることができる。」です。URLリンクに懸念を持つ携帯電話利用者にも伝わるようになります。またリンク先Webページの構築費用削減にも繋がります。
一方で長文SMSを送ることのデメリットもあります。
1つはコスト増です。SMS送信サービスから送る場合、相手先携帯電話のキャリアによって課金が発生します。空電プッシュでは次の通りです。
携帯キャリア | 送信元番号 | 文字数制限 | 再送設定 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
キャリア別 | キャリア共通 | ||||
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お客様保有の国内電話番号※1 | キャリア共通番号 ※3 | 660文字以内 | 再送なし/72時間 | 70文字を超過した場合は、66文字ごとに1通として計算 |
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お客様保有の国内電話番号※1 | 670文字以内 | 再送なし/1回 (5分後/30分後/60分後) |
70文字を超過した場合は、67文字ごとに1通として計算 | |
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サービス共通番号(0032-06-9000) またはソフトバンク送信元固有番号※2 |
670文字以内 | 再送なし/1時間/24時間 | 670文字まで1通として計算 | |
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お客様保有の国内電話番号※1 | 670文字以内 | 再送なし/72時間 | 70文字を超過した場合は、67文字ごとに1通として計算 |
表の続き →
送信元電話番号に携帯電話番号を指定することはできません。
なお、お客様保有の電話番号がない場合は、弊社から無償でSMS送信専用の電話番号を払い出すことも可能です。
ソフトバンク送信元固有番号:ソフトバンクのみ発行するお客様固有番号です。別途有償オプションとなります。
キャリア共通番号:0005で始まる8~10桁のお客様固有番号です。別途有償オプションとなります。
2つめは、一部のガラケーでは分割表示される可能性があり、またワンタイムパスワードなど利用用途によっては短文SMSのほうが好ましいということです。
空電プッシュ※では短文・長文を気にすることなく、簡単に送信できるよう、操作画面のレイアウトを2024年3月に変更しました。
一部対象外となるサービスもございます。
ほとんどの消費者は長文SMSは1つのメッセージとして表示されるようになりました。空電プッシュでは簡単に長文SMSが送信できますので、この機会に文面を見直してみませんか?
操作方法など、お気軽にお問い合わせください。